株式会社トリトメは、2023年3月「地域のデータ・課題・アイデア共有Webサービス」(提供元:日立東大ラボ)のプロトタイプ開発に携わりました。

近年、Society 5.0で提唱されるデジタル技術やAI、IoTなどの先端技術を活用することで、社会課題の解決や人々の生活の質の向上を目指す活動が盛んになっています。 今回、弊社が開発したプロトタイプは、Society 5.0の具現化を目的としたスマートシティにおいて、データ提供とデータ利活用の活性化を推進することで、地域にとって役立つサービスを生み出す環境の研究を目的としたWebサイトです。

具体的には以下のようなデータ可視化、ユーザインタラクションを促進するWebツールを開発しました。 本ツールは日立東大ラボが柏の葉スマートシティでの取り組みの一部としてサービスを構想し、それを実現するツールとして開発しました。そしてこのサービスアイデアは、UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)との協業を通じて、2023年の3月に実証を行ったものです。

(1) 地域が必要とするデータを共有する Web サービス

さまざまなデータを地図上プロットして、時系列に閲覧することで地域の状況変化を確認できます。

  • 街頭に設置されたAIカメラから分析される人流データなど
  • 路面温度の変化など
  • トラブル、苦情、事件の情報共有など

(2) 地域課題・あってほしい未来を共有する Web サービス

対象となる地域の課題や、その課題が解決した未来などの情報を登録、閲覧できます。

(3) 課題解決アイデアを共有する Web サービス

地域の課題を解決するアイデアなどを登録、閲覧できます。 株式会社トリトメは、今後も、社会課題の改善と人々がより幸福な生活を送れる未来をDX(デジタルトランスフォーメーション)で追及していこうと考えています。

日立東大ラボ(H-UTokyo Lab.)http://www.ht-lab.ducr.u-tokyo.ac.jp/

画面に表示されている情報(登録内容、写真)は掲載用のデータとなります。
キャプチャ画面は2023年3月に実施した実証での画面であり、画面内の数値、テキスト、画像などは、評価用のプロトタイプデータならびに実証にて得られたものです。